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アメリカが今よりももっと憧れだった時代がありました。
大戦後、GHQとともに出現した「デペンデントハウス」。
リビングルームにソファやスタンド、ダイニングルームにはテーブルと椅子、キッチンにはトースターや冷蔵庫や様々な家庭用品。
そして洗濯機、掃除機に空調機などの電化製品はアメリカの生活文化の素晴しさを伝えるに充分であり、日本人にとっては衝撃的でした。
そして、それは私たちの生活スタイルの原点になりました。
アメリカのホームドラマが教えてくれたことがあります。
笑いに包まれたホームパーティー、ピクニックとコカコーラ、映画とポップコーン、トムとジェリーのスラップスティックなおもしろさ。
アメリカのファミリースタイルってなんて素敵なんだろうと思い、それは私たちの理想となりました。
アメリカのキャンパスファッションが私たちのお手本となった時代があります。
スウェットやラグジャに、ウインドブレーカー、足元はジョギングシューズ。ネルシャツにマウンパやダウンジャケット、
ブッシュパンツにワークブーツやワラビー。
カラフルなプリントのTシャツやアロハシャツに、ストームライダーをはおり、フレアーパンツで決める。
それぞれのファッションには、それぞれのスポーツがありました。
スケートボード、フリスビー、サイクリング、バックパッキングにキャンピング、そしてサーフィン。
もちろん、そんなスポーツをしない人や道具の使い方を知らない人もとにかく格好だけは決めていました。
カリフォルニアの青い空の下(もと)にいる気分で。
ジーン・ナッソーズ リテイルストア代官山
Photo by AYAKO TOMODA
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