神々が住まうところという名の島、ハワイ。神々が宿る自然の一つ一つに畏敬と感謝の念を表し、人々の営みを讃えるために生まれた唄や踊り。でもそれはいつしか、メインランド(アメリカ本土)の人々をハワイにいざなう音楽となり、ハワイを訪れたたくさんの観光客を歓ばせるための道具となっていった。失われてゆく固有文化であるハワイ語、ハワイ人としてのアイデンティティ。
しかし、そういった時代の流れのなかにおいてもハワイの伝統音楽(アイランド・フォーク・ミュージック)の原種をちゃんと懐に抱き、唄い奏でたミュージシャンたちがいた。ハワイ語で唄うトラディショナルだけではなく、観光客の前で唄うハパ・ハオレのなかにもそれを見つけることができる。そう、彼らこそハワイの申し子"SONS OF HAWAI'I" であり、この名をつけたグループ "The Sons of Hawaii"の登場の先陣を切りそしてともに歩んでいくのだ。(Kamani Hilakawa) |