ハワイアン・アイランド・フォーク・ミュージックの象徴はやはりスラック・キー・ギターであり、その体現者としてのギャビーも象徴的存在として君臨することになるのだが、孤高であっても孤独な存在ではなかった。ギャビーとならび賞されるレナード・クァンをはじめとして大らかな性格のギャビーは出会う人をみな友人に変えていった。とくに名盤 "Two Slack Key" のパートナー、親友アッタ・アイザックスとは数々の名演を残した。ギャビーバンドのメンバーでもあり優れたソリストでもあったサニー・チリングワースは天衣無縫なギャビーの世話係でもあった。また、レイ・カーネはギャビーに触発されてしばらく遠ざかっていたギターを手にした。こうした友人たち "AIKANE" とともにギャビーは大空を舞う鳥のようにハワイアンとして自由に生きたのだ。(Kamani Hilakawa)
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